漢字規定部 初段以上
山意秋に向かって多し
山の趣が秋に向かって日増しに深く、多くなっていく。
【手本解説】
今回も楷書は唐代楷書調ということになり、「秋」以外は、すべて単体ですので、どうしても扁平が主体となる北魏楷書では、単体の文字は、表現しづらいですね。少し文字が小粒すぎたかもしれません。私の書いたものより、やや大きめに書いてみて下さい。
行書は、米芾、王鐸を参考にしながらも、俯仰法と円運動を多用し、楽しく秋の清々しさをイメージして書きました。字形に留意するよりは、気脈を大切に運筆することを主眼として筆を執って見て下さい。
草書は、野分とまではいきませんが、連綿を多用して、グイグイ押していく感じを表現してみました。当然バックボーンには王鐸の草書があります。
隷書は、木簡字典を引きました。居延漢簡によるものです。やや右上りに構え、隷書であっても相当な走り書きであったと思われます。波磔の伸びも肉筆文字ならではの表現ですね。
今回も楷書は唐代楷書調ということになり、「秋」以外は、すべて単体ですので、どうしても扁平が主体となる北魏楷書では、単体の文字は、表現しづらいですね。少し文字が小粒すぎたかもしれません。私の書いたものより、やや大きめに書いてみて下さい。
行書は、米芾、王鐸を参考にしながらも、俯仰法と円運動を多用し、楽しく秋の清々しさをイメージして書きました。字形に留意するよりは、気脈を大切に運筆することを主眼として筆を執って見て下さい。
草書は、野分とまではいきませんが、連綿を多用して、グイグイ押していく感じを表現してみました。当然バックボーンには王鐸の草書があります。
隷書は、木簡字典を引きました。居延漢簡によるものです。やや右上りに構え、隷書であっても相当な走り書きであったと思われます。波磔の伸びも肉筆文字ならではの表現ですね。
[岡田明洋]
漢字規定部 特級以下
天朗らかに気清し
空が晴れ渡り、空気が澄み切った清々しい樣子。
【手本解説】
「天朗らかに気清し」は、かの王羲之の蘭亭序の書き始めにある句です。当然行書によって書かれているものですから、もうどれほど臨書したことか分りません。字典に頼らずに、臨書したことを血肉として、俯仰法、左手法を用いて気脈の一貫性だけを考えて今回の行書作品は書きました。蘭亭序と見比べて、おのおのが好ましい行書作品をお書き下さい。
一作目は、今回も欧法を用いて書作しました。起筆の理知的な厳しさを表現してみて下さい。又、小さな点や月などの短目の画の接筆具合から空間のとり方を学んで頂いても良いでしょう。
三作目の草書は、蘭亭序とは異なり上下の気脈を意識してやや縦長の結体にしてみました。又、筆圧の変化による肥痩も表現できると良いですね。
隷書は、どの字にも波磔がありますので、それを生かして扁平な結体に動的な要素を入れてみましょう。「朗」の偏旁の位置を変えた範例を参考にしてみました。
「天朗らかに気清し」は、かの王羲之の蘭亭序の書き始めにある句です。当然行書によって書かれているものですから、もうどれほど臨書したことか分りません。字典に頼らずに、臨書したことを血肉として、俯仰法、左手法を用いて気脈の一貫性だけを考えて今回の行書作品は書きました。蘭亭序と見比べて、おのおのが好ましい行書作品をお書き下さい。
一作目は、今回も欧法を用いて書作しました。起筆の理知的な厳しさを表現してみて下さい。又、小さな点や月などの短目の画の接筆具合から空間のとり方を学んで頂いても良いでしょう。
三作目の草書は、蘭亭序とは異なり上下の気脈を意識してやや縦長の結体にしてみました。又、筆圧の変化による肥痩も表現できると良いですね。
隷書は、どの字にも波磔がありますので、それを生かして扁平な結体に動的な要素を入れてみましょう。「朗」の偏旁の位置を変えた範例を参考にしてみました。
[岡田明洋]








