選者選評 石神澄璇
毛筆
※作品は押すと単体で表示されます
【選出所感】
四年生の課題は難しかったですね。「少」 の2つの点の位置と左払いの長さ。2点目が下だったり、 最後の一画「ノ」が長すぎたりすると「年」 がいじけてしまいます。「の」は形がよかったです。「心」 のはねの角度は点点の間に書きましょう。 一つ目の点は紙の中心です。
五年生は、元気よく夜桜見物をしているような作品ばかりでした。 それぞれ3つのパーツからできていますが、 大きさも位置も文句のないところに書かれていました。 払いもとても伸びやかで気持ちよく審査できました。
六年生、卒業式を間近に控えて、「卒業記念」 を皆さん立派に書いてくれました。 一本の線をしっかりと書くということは、今、 この時をしっかりと前向きに生きていることに通じます。 総画39本の線を集中して書いてくれたその心持を忘れることなく 「中学生活」に移行してください。みなさんの前途を祝します。
四年生の課題は難しかったですね。「少」
五年生は、元気よく夜桜見物をしているような作品ばかりでした。
六年生、卒業式を間近に控えて、「卒業記念」
硬筆
【選出所感】
四年生は、わずか2点しか選ぶことができませんでしたが、 この2点は本当によく書けています。 五年生や六年生に負けないレベルです。 そして同級生の模範になる作品です。毒を母と間違えて、 スマホ版になれなかった子がいます。本当に残念でした。
五年生、力をつけてきましたね。車へんや、 リッシンベンのようなヘンもしっかりと左長く、 右短くなっていますね。岡田の法則「ヘンは横向き、おもてなし」 が頭に入っていて、脳内文字の形もパーフェクトなのでしょう。 この中で小学校では下手という子がいますが、 それは心の問題です。 小学校でも落ち着いて書いてくれればよいのです。 きっと素晴らしい最上級生になってくれると思います。
六年生。「ご卒業おめでとう」。「四季の書」をやっていて、 スマホから素敵な六年生にお祝いの言葉をかけられることを幸せに 思います。文字を大切にし、書を愛し、 今を真剣に生きる人となってください。 皆さんの書いた鉛筆の一本一本の線が希望です。
四年生は、わずか2点しか選ぶことができませんでしたが、
五年生、力をつけてきましたね。車へんや、
六年生。「ご卒業おめでとう」。「四季の書」をやっていて、