2023年01月 優秀作品【幼年・小学校低学年】

選者選評
【毛筆】石神澄璇 【硬筆】沖村春岑

毛筆

※作品は押すと単体で表示されます

<幼年 4級>
山下 陽向
すみがしっかりはいっていて、じょうずにかけました。
<小1 5級>
小野 朔
ふでのはこびがただしく、ていねいです。
<小1 6級>
吉川 英志
おちついて、どうどうとかけました。
<小2 四段>
平野 世津子
せんがきれいで、気もちのよい作品です。
<小2 三段>
榎本 美咲
中心が通り、すっきりとまとまっています。
<小2 二段>
川原 範幸
すみがたっぷりで、どうどうと書けました。
<小2 初段>
山田 咲希
のびやかなせんで、あたたかみのある作品です。
<小3 三段>
竹内 天花
一画一画ていねいで、心がこもった作品になりました。
<小3 二段>
浅山 佳槻
やわらかくやさしい線で、全体に温かみが感じられます。
<小3 5級>
𠮷永 太陽
ゆっくりとふでを運んで、力強い線が生まれました。
【選出所感】
ようじのみなさんは、すこしおなまえをざつにかいていますね。自分のおなまえですから、ゆっくりと「じ」のかたちを、よくみてかきましょう。一生つかうおなまえです。「そ」は折れが3つもあってたいへんだったね。そのたびにふでをたてましょう。
一年生の「ねぎ」はとてもしっかり書けていました。ですが、一年生もお名前がよくなかった。上級生になったら、本文が二文字のときには、フルネームで書いてもらっています。500円玉より小さなお名前を書いてはいけません。最後の線のところがギザギザになっている子は、筆をすぐに上げてしまうのです。ワン・ツーと数えて落ち着いて筆を紙からはなしましょう。
「冬山」は思った以上にむずかしかったね。「冬」の三本のはらいのちがい、「山」のたてかくの入り方、二画目のたてからよこにいく折れ方。筆をつかうときの良い勉強になりましたね。皆さんも二文字のときには、フルネームで名前をいれようね。
三年生の「手ぶくろ」。やはり漢字を立派にかきたかったね。二本の横画10時半の角度でいれるよ。四画目あまりねこぜにならないように。「ふ」と「く」は良く書けていました。「ろ」は最後上にあがらないよ。

[岡田明洋]

硬筆

<幼年 3級>
山下 陽向
ていねいに、きちんとかけています。がんばりました。
<小1 5級>
小野 朔
とめやハライがとてもじょうずです。名まえもいいね。
<小1 6級>
田代 花奈
カタカナがまっすぐにきれいにならんでいてとても良い。
<小2 二段>
川原 範幸
一本一本の線をたいせつにして書いていて、りっぱです。
<小2 特級>
山田 咲希
きもちのよい、すなおな字です。
<小3 三段>
浅山 佳槻
ハネやハライの方向をしっかりかんさつして書けました。
<小3 三段>
竹内 天花
どうどうと元気よく書けました。明るい字です。
<小3 5級>
𠮷永 太陽
ゆっくりていねいに書けました。この調子でがんばって。
【選出所感】
おてほんをみて、どこからかいているかな?どちらのほうこうにかいているかな?どこまでかいているかな?と、しっかりかんがえましょう。「び」のよこせんは、うえむきだよ。だいたいのよこせんは、右上がりです。「う」は、てんと「つ」ではありませんよ。よーく、かんさつしようね。
一年生はカタカナの練習。とくに、はらいのおけいこです。ほこりをはらうとき、ストップはしませんね。かみから離陸(りりく)するように。せんのかたちは、スーッと日本刀のようになるといいね。まっすぐなしっかりしたカタカナを書きましょう。
二年生の漢字、へんとつくりのある字は、どちらが高いかな?と、かんがえましょう。だいたいが、つくりが高いよ。「作」も「体」もつくりが高いよ。「細」はれいがいです。みんなせぼね(中心線)を上手に使ってかくようになったね。右払いは止まって右横に向かってはらうよ。
三年生の漢字は単体が多かったね。中心線の位置をしっかりと確かめて書くと、行がみぎにいったり、左にいったりしなくなりますよ。まだ平仮名の収筆を払っている子がいますよ。「た」の四画目、「に」の三画目、「あ」の一画目は止めです。反対にはらいを止めている子もいました。「わ」「の」「り」「す」の最後はみんなはらいですよ。とめとはらいの違いを良くみましょう。

[岡田明洋]