2024年08月 優秀作品【小学校高学年】

選者選評
【毛筆】澤琴舟 【硬筆】山田淥苑

毛筆

※作品は押すと単体で表示されます

<小4 六段>
川原 範幸
右はらい、左はらいとも、気持ちの良い線です。
<小4 六段>
坂田 愛純
紙の中心に上手に書けています。すみを少しこくしよう。
<小4 六段>
榎本 美咲
のびやかな線で、おちついて書けた作品になりました。
<小4 2級>
山河 隼也
すなおな線で、ていねいな書きぶりです。
<小5 八段>
貞松 杏
四文字共、紙面にバランスよく書けています。
<小5 四段>
佐野 華音
紙いっぱいに書けた、スケールの大きな作品です。
<小5 三段>
髙橋 莉菜
左右のはらいも、ていねいにまとめました。
<小5 特級>
原田 和虹
お手本をよく見て、さいごまで落ち着いて書けました。
<小5 特級>
髙橋 蒼希
たっぷり墨をつけて、豊かな線で元気よく書けました。
<小6 特待生>
青島 歩
気持ちをこめて、作品に向かったようすが見えます。
<小6 特待生>
深谷 ゆり
紙面を上手に使い、スケールが大きい作品です。
<小6 特待生>
長岡 璃奈
力強い線で、書けています。名前もていねいに書けたね。
<小6 八段>
平野 真千子
筆の入り方がいいね。収筆にも気をつけよう。
<小6 三段>
林 珠羽
やさしい字になりました。たて画に注意しよう。
【選出所感】
ヘンとツクリのある字は、ぶつかることがないようにしましょう。コロモヘンと刀をしっかりとはなしましょう。この空間を懐(ふところ)と言います。夏は二つの左払いを左と右に並べます。上と下の形ではありません。初は懐広くゆったりと、夏は左右の払いで伸びを表現したかったね。
五年生の四文字の課題は難しいかなと思いましたが、実力がついてきたのか、とても良く書けていました。横画の下に来る線は軽く接するようにしましょう。ここに三角形の空間を作るようにします。光の五・六画目、金の五画目、生の七画目すべてこの調子で結み立ててください。反対に横画に接するその上の縦画は抑えすぎてにじまないようにしましょう。
「朝顔」は基本点画の勉強になると思いましたが、二文字とも偏と旁の字で変化にとぼしい課題だったようです。龍海くんは、朝の日の縦画と十の横画が接してしまっていたのが残念でした。線はとても堂々としていて良かったです。次回リベンジしよう。

[岡田明洋]

硬筆

<小4 七段>
川原 範幸
線がすっきりしてとてもきれいに書けました。
<小4 七段>
平野 世津子
ていねいな線でしっかり書けました。
<小5 九段>
貞松 杏
すっきりした線で流れもあります。
<小5 六段>
竹内 天花
細い線でしっかり書けています。字形もいいです。
<小5 五段>
土切 仁湖
大きく元気に伸び伸び書けました。お手本をよく見ています。
<小5 特級>
望月 寧
力を入れすぎることなく、正しい持ち方で書いています。
<小6 特待生>
青島 歩
線がきりっとして字形が良いですね。文字の大小もいいね。
<小6 特待生>
長岡 璃奈
線をしっかり書いています。空間の大きさを良く見てね!
<小6 特待生>
深谷 ゆり
文字の大きさが良くて落ち着いた書きぶりです。
<小6 五段>
塩見 心
文字をゆっくりていねいに書いてるね。へんの形が良い。
【選出所感】
ひらがなのおさらい。「て・と・き・た」は止めの線。「の・し・つ」ははらいの線です。左上から右下へ流れる線はややもすると払ってしまいます。しっかり止めてね。「そ」も止めだよ。少し字が小さかったのが、理緒さん、愛純さん、美咲さん。マスの上から大きな気分で大きな字を書きましょう。
五年生、少し大きく太く書きすぎてしまった子。隼大くん、華音さん、太陽くんはほんの少し小さくするだけで、見違えるように引き締まった作品になると思いますよ。お友達の書いたものと見比べてみてください。書き順要チェックは「河・武・性・非」です。漢字の行を書くときは垂直の線に注意してください。偏はせぼねのラインに接しない字がほとんどです。
六年生は右上がりの統一が欲しかったね。そういう意味で、真千子さん、ゆりさんの”大暑”はとても良かった。心さん、直太朗くんも右上がりを意識すれば、グーンとよくなるよ。龍海くんは2Bくらいで先をとがらせて細くすっきり書いてみよう。

[岡田明洋]