選者選評
【毛筆】佐藤綵雲 【硬筆】佐々木笙扇
毛筆
※作品は押すと単体で表示されます
【選出所感】
4年生の「白梅」どの作品もとてもしっかり書けていました。梅は種類も沢山あって、色も白、ピンク、紅と様々ですね。それと同じように「白梅」の書も、豊かな白梅、凛とした白梅、八重の白梅、清楚な白梅など、作品を見ていて楽しかったですよ。みなさんは書く時、どんなイメージを持って書いたのでしょうか。「四季の書」では、花や動植物に関する課題も良く出ます。お手本を見て書くことも大切ですが、先ずはイメージを豊かにして、たのしく筆を動かすことを一番にしてみましょう。
5年生!皆さん本当に力がついてきましたね。基本のハネ、トメ、ハライをマスターして、それぞれが、何か様々な花の芽を思いうかべたような書き振りでした。寒さの中に耐えた芽、桜のようにいくつものかたまりを持った芽、一輪、また一輪と開花していく芽。5年生の成長を見るような「新芽」ばかりでした。輝け!花開け6年生!
6年生の「感謝」人生の一区切りですね。小学6年間、校庭の桜の木の下でとった入学式の写真からはじまり、授業参観、運動会、修学旅行など、いろいろな学校行事がありましたね。少しでも良い小学校生活を過ごしてもらえるようにと、先生方や保護者の方が手助けや工夫をしてくれたことと思います。そんな周囲の方々に対する「感謝」の思いが伝わる作品を書いてくれたことを嬉しく思います。上手にきれいに書き写すことより、「思いを伝える」ことが大切なのです。
4年生の「白梅」どの作品もとてもしっかり書けていました。梅は種類も沢山あって、色も白、ピンク、紅と様々ですね。それと同じように「白梅」の書も、豊かな白梅、凛とした白梅、八重の白梅、清楚な白梅など、作品を見ていて楽しかったですよ。みなさんは書く時、どんなイメージを持って書いたのでしょうか。「四季の書」では、花や動植物に関する課題も良く出ます。お手本を見て書くことも大切ですが、先ずはイメージを豊かにして、たのしく筆を動かすことを一番にしてみましょう。
5年生!皆さん本当に力がついてきましたね。基本のハネ、トメ、ハライをマスターして、それぞれが、何か様々な花の芽を思いうかべたような書き振りでした。寒さの中に耐えた芽、桜のようにいくつものかたまりを持った芽、一輪、また一輪と開花していく芽。5年生の成長を見るような「新芽」ばかりでした。輝け!花開け6年生!
6年生の「感謝」人生の一区切りですね。小学6年間、校庭の桜の木の下でとった入学式の写真からはじまり、授業参観、運動会、修学旅行など、いろいろな学校行事がありましたね。少しでも良い小学校生活を過ごしてもらえるようにと、先生方や保護者の方が手助けや工夫をしてくれたことと思います。そんな周囲の方々に対する「感謝」の思いが伝わる作品を書いてくれたことを嬉しく思います。上手にきれいに書き写すことより、「思いを伝える」ことが大切なのです。
[岡田明洋記]
硬筆
【選出所感】
4年生のみんな「飛」という字がとてもしっかりとかけていました。字形がとりにくい字ですね。書き順を間違えると左右の空間が同じになりません。3行目はほとんど偏と旁の字で、画数が多かったので、最後の一枚まで緊張感をもって書くのが難しかったようです。落ち着いて、最後の24字目まで書いた子が掲載されました。
5年生で特に気をつける字は「情・可・独・非」かな。5年生の文字を見ますと、文字を丁寧に書くという意識はしっかり育っています。起筆・転折・収筆、特に収筆のはね・とめ・はらいに注意して書くと最上級生らしい文字になりますよ。少し横画を短く書くようにすれば、スタイルが良くなりスッキリとした硬筆作品になります。
6年生は小学校で習う漢字の集大成です。「盛・専・善・若・蔵」のようなスカイツリー型の字形をした字は少し高さを低くするつもりで書く工夫が必要です。反対に「胸・吸・段」のような2棟型、「潮」のような3棟型の字は、偏と旁をくっつけることなく、懐の広いゆったりとした構造にしましょう。四月からは、ペン字表記です。もう一度正しい持ち方と軸の角度を意識してみましょう。そうすれば、ますます大人の書き振りに近づいていきます。今後の成長が楽しみです。
4年生のみんな「飛」という字がとてもしっかりとかけていました。字形がとりにくい字ですね。書き順を間違えると左右の空間が同じになりません。3行目はほとんど偏と旁の字で、画数が多かったので、最後の一枚まで緊張感をもって書くのが難しかったようです。落ち着いて、最後の24字目まで書いた子が掲載されました。
5年生で特に気をつける字は「情・可・独・非」かな。5年生の文字を見ますと、文字を丁寧に書くという意識はしっかり育っています。起筆・転折・収筆、特に収筆のはね・とめ・はらいに注意して書くと最上級生らしい文字になりますよ。少し横画を短く書くようにすれば、スタイルが良くなりスッキリとした硬筆作品になります。
6年生は小学校で習う漢字の集大成です。「盛・専・善・若・蔵」のようなスカイツリー型の字形をした字は少し高さを低くするつもりで書く工夫が必要です。反対に「胸・吸・段」のような2棟型、「潮」のような3棟型の字は、偏と旁をくっつけることなく、懐の広いゆったりとした構造にしましょう。四月からは、ペン字表記です。もう一度正しい持ち方と軸の角度を意識してみましょう。そうすれば、ますます大人の書き振りに近づいていきます。今後の成長が楽しみです。
[岡田明洋記]