2023年06月　優秀作品【幼年・小学校低学年】

【選出所感】
“むすび”がある「はま」です。先月の文章にもかきましたが、”むすび”の字のおまじない”さがって、あがって、あがって、さがる”を声に出してかいてみましょう。はじめはひし形のように、ガクガクしていても、そのうちなめらかになります。
二年生は、私のアドバイスをよく聞いて書いてくれました。でも、その”おれ”のところや「か」と「せ」のはねのところ、せんのおしまいのところが、ガサガサになってしまっていた子が多かったかな。もう少し、ゆっくりと筆を紙から離すと、がさがさ、ぎざぎざにならなくてすみますよ。これも集中力です。
三年生の川の二画目が下がってしまう子がいました。「だんだん、お姉さんやお兄さんのように、背を高くしようね。」と説明していたら、ある子が「ド・レ・ミだね」と言ってくれました。それからは私も「ドレミだよ」とアドバイスするようにしました。やはりカザガマエが大変でしたね。虫が小さくなりすぎたり、足長の虫になったりしていました。虫の中の口も左縦線長く、右縦線短くで、最後の横画を出しますよ。

［岡田明洋］

【選出所感】
小学校に入学して、二か月がたちましたね。お習字をはじめたみなさん、まずは姿勢です。両足はぺったんこ、せなかはまっすぐ、おへその下に力をいれます。次は持ち方、おやゆび、ひとさしゆび、なかゆびの三本で鉛筆をにぎります。さいごは書き順。しっかりとおぼえましょう。
二年生。「書、図、分、雪」の書き順大丈夫でしたか。漢字の行がむずかしかったかな？少し書くのが早いようです。手のひらのなかに、タマゴ一個分の空間を作って、ゆびの運動を見ながら、ゆっくり大きく書きましょう。
三年生は、二年生と比べると、ゆっくり大きくていねいに漢字の行が書けています。反面、三行目のオールひらがなの行は、慣れてしまったのか少し雑に書いている様にも見えます。漢字でもひらがなでも、気持ちを集中して書くことが必要ですよ。

［岡田明洋］