2026年03月 優秀作品【一般】

選者選評 岡田明洋

漢字規定部(初段以上)

※作品は押すと単体で表示されます

市川 章子
沈着な線であるが、安定した筆使いで北魏楷書を表現した。
内海 理名
選に肥痩の変化が生まれた八分隷書とした。線質を塾考!
天野 恵
蔵鋒・露鋒の切り替え佳。度の字幅を広くしたかった。
竹本 吟月
何紹基を思われる感あり。更に線を鍛えよ。
片瀬 仁美
柔和な線質を用いて、筆の開閉による軽重を考えた作。
佐藤 満弓
文字の懐を最大限に広くした萬・国・風。度の懐を一考。
長谷 圭祐
細線ながら分間も上手に処理した八分隷とした。
木谷 優里
楷書で骨格を鍛えて、造形をゆるぎないものにしましょう。

漢字規定部(特級以下)

宮﨑 紀久恵
筆が立ち、紙面に食い込むような線で淀みなく筆を進めた。
地頭所 和子
スックと立った結体で理知的に紙面をまとめました。

条幅部

永嶋 妙漣
張猛龍碑の臨。随分と方筆も改善されたが、更に鋭利に!
鈴木 藍泉
呉昌碩の画賛の臨。更に強い線を求めてください。特に渇筆線。
山河 恵巳
初月帖の臨。一字毎の造形は得たが、紙面構成は不佳。再。
若村 紗央里
範書を見ての書作。特徴良くとらえました。二行目内側へ。

臨書部

川原 玲香
穂先の立ち具合がよくなったので運筆にリズムが出ました。
片瀬 仁美
この方も穂先の活用の仕方が巧みです。空間の広狭一考!

随意部

市川 章子
張猛龍碑の臨。線に迷いがありません。更に入木の精神を。
平垣 雅敏
北魏楷書墓誌銘の臨。ノミの鋭利な打ち込みを紙面に表現した。
大村 紅琳
集王聖教序の臨。一字の字形もさることながら余白美大佳。
中山 櫻徑
隋の墓誌銘の線質の美しさを追究した姿勢が良い。

実用書部

川原 玲香
仮名文字の連綿線をゆったりと書き進めた余裕が良い。
小野 幸穂
細字の行に筆圧の強さを感じる。特に土佐須崎は大佳。