条幅部
「岑参詩」
強いて高きに上りて去かんと欲するも 人の酒を送りて来る無し
遥かに憐れる故園の菊 応に戦場に傍いて開くべし
「臨 米芾」
柏は吐子の効を見、 鶴は疑いて頸を縮めて還る、
青松本と華無し、 安んぞ歳寒を保つを得んや
随意部
毛公鼎 「徳配我有」 |
史遊急就篇 「傳僕勛(勲)前」 |
雁塔聖教序 「其数然而天地」 |
創作 「学道則愛入」 |
実用書部
(仰いで)宇宙の大を観、俯して品(類の盛んなるを)察す。
葛の花踏みしだかれて色あたらし この山道を行きし人あり 釈迢空