2021年6月30日締 昇段・昇級試験について
実用書部は以下の課題から、受験段級に応じて、規定の作品を提出ください。
課題Ⅰ:「蘭亭序」(毛筆)
課題Ⅱ:「蘭亭序」(ペン字)
課題Ⅲ:「若山牧水 和歌二首」
師範受験者(受験時 準師範)課題
課題Ⅰ、Ⅱ、Ⅲすべて
(4行1枚を3枚提出)
準師範、六段~二段受験者(受験時 六段~初段)課題
課題Ⅰ:1、2行目
課題Ⅱ:1、2行目
課題Ⅲ:すべて
(課題Ⅰ(毛筆)、課題Ⅱ(ペン字)
初段以下受験者(受験時 特級以下)課題
課題Ⅰ:1行目
課題Ⅱ:1行目
課題Ⅲ:一首目(2行(海見ると~))
(課題Ⅰ、Ⅱ、Ⅲの順で上記課題を1枚の作品とすること)
実用書部 課題Ⅰ
(又た清流)激湍(有りて、)左右に映帯す。
引い以て流觴曲水を為に、其の次に列坐す。
絲竹管弦の盛無しと雖も、一觴一詠、亦た
以て(幽情を暢叙するに)足る
実用書部 課題Ⅱ
(又た清流)激湍(有りて、)左右に映帯す。
引い以て流觴曲水を為に、其の次に列坐す。
絲竹管弦の盛無しと雖も、一觴一詠、亦た
以て(幽情を暢叙するに)足る
実用書部 課題Ⅲ
海見ると登る香貫の低山の小松が原ゆ富士のよく見ゆ 牧水
白鳥はかなしからずや空の青海のあをにも染まずただよふ 牧水
条幅部
「路半千句」
緑楊浦に近く 釣を垂るるに堪えたり
翠竹軒に当たり 琴を韻するを好む
「臨 皇甫誕碑」
材は蕭相を兼ね 昴緯の淑精を降し
徳に拠り仁に依り 貞に居りて道を体す
随意部
臨 米芾蜀素帖 「凌霄恥屈盤種」 |
臨 顔真卿祭姪文稿 「蒲州刺史上輕」 |
臨 黄山谷松風閣詩巻 「川夜闌箕斗挿」 |
創作 「治道尚玄黙」 |