臨書部
「臨 蘭亭序」
集此地有
ここ五ヶ月、臨書解説の文章は、常に第三本と比較した文章が書かれていました。第二本と第三本とがどのように違うかは、興味のあるところでしたが、第三本が真跡ではないのに、それと比べることにどれほどの価値があるのかと思いなおしました。
これからは、純粋に第二本の姿を捉えていこうと思います。集の一画目は長いですね。まさに頭でっかちです。フルトリの横画の四本の分間は、私の臨書したものよりもっと均等ではありません、俗な言葉で言えば、下手な分間です。木の一画目もこんなに細くていいのかというくらい細いものです。此は左サイドの空間を表現してください。書き順は色々ありますが、左からL(エル)を書いて右に進みます。地は偏と旁の高低差の違いを思い切り表現しましょう。有の月は顔真卿の字のように向勢です。月の中はゆったりとした空間を表現しましょう。総じて線の細い太いに留意した組み立てになっています。
これからは、純粋に第二本の姿を捉えていこうと思います。集の一画目は長いですね。まさに頭でっかちです。フルトリの横画の四本の分間は、私の臨書したものよりもっと均等ではありません、俗な言葉で言えば、下手な分間です。木の一画目もこんなに細くていいのかというくらい細いものです。此は左サイドの空間を表現してください。書き順は色々ありますが、左からL(エル)を書いて右に進みます。地は偏と旁の高低差の違いを思い切り表現しましょう。有の月は顔真卿の字のように向勢です。月の中はゆったりとした空間を表現しましょう。総じて線の細い太いに留意した組み立てになっています。