2026年5月31日締 昇段・昇級試験について
半紙Ⅰ:「鶯啼午夢長」
半紙Ⅱ:「香酣茶熟」
半紙臨書:米芾「張季明帖」「李太師帖」より
条幅A:「轉岸廻舩尾 臨流蓷馬啼 閙於楊子渡 蹋破魏王堤」
条幅B:「彩檻露濃垂柳湿 珠簾風静落花香」
条幅臨書:米芾「張季明帖」「李太師帖」より
実用書:5月31日締掲載課題
※1 半紙臨書、条幅臨書は、 米芾「張季明帖」「李太師帖」 であること。手本掲載と異なる箇所の臨書でも構いません。(昇段試験では条幅臨書の範書はありません。)
※2 受験料、そのほか昇段・昇級試験に関する規約については、「四季の書 規約」をご確認ください。
※3 半紙Ⅰ、半紙Ⅱは手本の「一般 漢字規定部」に掲載。半紙臨書は「一般 臨書部」に掲載。条幅A、条幅B、実用書は「一般 条幅部・随意部・実用書部」に掲載
師範受験者(受験時 準師範)課題
半紙Ⅰ:三体
条幅A:二体
条幅臨書:一枚(20字以内)
実用書:一枚
準師範、六段受験者(受験時 六段、五段)課題
半紙Ⅰ:三体
条幅A:二体
半紙臨書:一枚(6字)
実用書:一枚
五段~二段受験者(受験時 初段~四段)課題
半紙Ⅰ:三体
条幅B:一体
実用書:一枚
初段以下受験者(受験時 特級以下)課題
半紙Ⅱ:三体
半紙臨書一枚(4字~6字)
半紙Ⅰ
鶯啼午夢長
鶯啼き午夢長し
鶯が鳴いて午睡の夢はいつまでもさめぬ。
【手本解説】
「鶯啼午夢長」左上より解説をしていきます。北魏楷書の書き振りです。どの書体もツではなく火二つの火を書きます。つまり旧字体で書表現をするということです。重厚かつ、方筆の鋭利な線を引きましょう。夢の夕に存在感を発揮してください。
二番目は、王羲之の特に興福寺断碑の持っている線の強さ、空間の広さを意識して書作しました。普段は米芾調のものが多いのですが、今回は、スケールの大きな文字を書きたいと思い、断碑を臨書してからの書作としました。
三番目の草書は、王鐸の連綿草を用いての表現です。草書を書き慣れていない方は、お手本の上を指で何十回もなぞってから筆路を自分のものにしてから書いてください。
いつもなら四つ目には、隷書となるのですが、啼という字が口ヘンにマダレに虎という字になってしまい、今月は、唐代楷書を推奨しているので、その書体で書きました。
「鶯啼午夢長」左上より解説をしていきます。北魏楷書の書き振りです。どの書体もツではなく火二つの火を書きます。つまり旧字体で書表現をするということです。重厚かつ、方筆の鋭利な線を引きましょう。夢の夕に存在感を発揮してください。
二番目は、王羲之の特に興福寺断碑の持っている線の強さ、空間の広さを意識して書作しました。普段は米芾調のものが多いのですが、今回は、スケールの大きな文字を書きたいと思い、断碑を臨書してからの書作としました。
三番目の草書は、王鐸の連綿草を用いての表現です。草書を書き慣れていない方は、お手本の上を指で何十回もなぞってから筆路を自分のものにしてから書いてください。
いつもなら四つ目には、隷書となるのですが、啼という字が口ヘンにマダレに虎という字になってしまい、今月は、唐代楷書を推奨しているので、その書体で書きました。
[岡田明洋]
半紙Ⅱ
香酣茶熟
香酣(たけなわ)に茶熟す
気さかんに茶は十分に出た
【手本解説】
左上の作品は、唐代楷書調です。規則正しい書き振りを心掛けましょう。そのためには落ち着いて45度の起筆と収筆を心掛けましょう。毛先が割れていたり、ギザギザの収筆にはならないように細心の心配りが大切です。背勢という左右の縦画が、内側に向かって反り返るような構造にも留意してください。
二番目は行書です。楷書より流れるような連続性を有する書体ですが、流れるようなに連綿に重きを置きますとどうしてもスピードが速くなってしまいます。むしろゆっくりと書くようにしましょう。
三番目の草書も走書きは禁物です。連続性を重視し、円運動を用いながら俯仰法(ふぎょうほう)で、筆管を少し、進む方向に倒しながら書くと良いでしょう。
隷書は、上部が単体、下部が複体ですので、上下の雰囲気を整えることが大切です。しっかりと蔵鋒(ぞうほう)を用いた起筆を造ってからの運筆とします。
左上の作品は、唐代楷書調です。規則正しい書き振りを心掛けましょう。そのためには落ち着いて45度の起筆と収筆を心掛けましょう。毛先が割れていたり、ギザギザの収筆にはならないように細心の心配りが大切です。背勢という左右の縦画が、内側に向かって反り返るような構造にも留意してください。
二番目は行書です。楷書より流れるような連続性を有する書体ですが、流れるようなに連綿に重きを置きますとどうしてもスピードが速くなってしまいます。むしろゆっくりと書くようにしましょう。
三番目の草書も走書きは禁物です。連続性を重視し、円運動を用いながら俯仰法(ふぎょうほう)で、筆管を少し、進む方向に倒しながら書くと良いでしょう。
隷書は、上部が単体、下部が複体ですので、上下の雰囲気を整えることが大切です。しっかりと蔵鋒(ぞうほう)を用いた起筆を造ってからの運筆とします。
[岡田明洋]








