選者選評 鈴木白峰
毛筆
※作品は押すと単体で表示されます
【選出所感】
とめとはねとはらいのちがいをおべんきょうしてほしくて「たけ」 とかきました。みぎとひだりにわかれていることも、 みてほしかったよ。みんな、すみをたっぷりつけて、 ふとっちょの「たけ」をかいてくれました。 とめは1かいプッシュ。はねはふでをたたせてから、 かるくジャンプ。はらいは、ひこうきがおそらにとびたつように、 かみからはなれるといいね。
小学一年生にはカタカナのおべんきょう。10: 30のかくどから入って、一度とめてから筆を立てて、 ゆっくりと進むよ。さいごは、入ったときのかくどとおなじ10: 30のかくどで1回プッシュしてから止めます。 スのおれてからのはらいはむずかしかったね。うらからみて、 はいいろのせんにならないようにして、 はらうことができたらいいね。
「大空」は夏の青い空をイメージして書きましたか。大の字は、 とめと左右のはらいですが、 みんな伸びやかに大きな大を元気よく書いていました。 空のアナカンムリの入り方が難しかったかな。二画目をしっかり書いて、右のハネはあまり長く引かないことです。 空の下の「エ」 はアナカンムリのはばより少し短く書かないといけません。
金魚は文字の大きさが問題でした。 金が大きすぎて魚が小さくなってしまいました。魚の「田」 の中心線が紙の中心に書いていないと中心がずれた作品になってし まいますね。 金の縦線と魚の中心線が一直線になっていることが大切でした。
とめとはねとはらいのちがいをおべんきょうしてほしくて「たけ」
小学一年生にはカタカナのおべんきょう。10:
「大空」は夏の青い空をイメージして書きましたか。大の字は、
金魚は文字の大きさが問題でした。
硬筆
【選出所感】
ようちえんのみなさんは、 もじをかくことがえをかくことのようにたのしくおもってくれると いいですね。はじめて、しったことばを、 かみのうえにかいてみることは、うれしいことだとおもいます。 ちいさなじとおおきなじ、 ふたつのぎょうのおおきさはちがいますが、ゆっくりのびやかに、 そして、おてほんをよくみてかこうね。
一年生とてもしっかりと、おてほんを見て、ていねいにかいています。 2ぎょうですが、それぞれ、せんの中しん(せぼね) をかんがえて、まっすぐ下にむかうようにかいています。 あたらしく入った子は、 はやく線の中心をみて書けるようになるといいね。「お」と「む」 の一かくめは中しんせんでとまります。
二年生はすこし鉛筆の色が薄い子がいました。 力を入れすぎてはいけませんが、 三本のゆびでしっかりもってゆっくりと書きましょう。「買」や「 雲」や「前」など画数が多い字もありますが、 線と線が触っているか、はなれているかよく見てくださいね。
三年生はどの子も字の形をしっかりとらえようとして、 しんけんにかいているのがつたわってきました。 上手な子も文字の大きさと右上がりのかくどをもう一度お手本と比 べてみましょう。細かなところまで気にするようになれば、 もっともっと美しい字が書けるようになりますよ。
ようちえんのみなさんは、
一年生とてもしっかりと、おてほんを見て、ていねいにかいています。
二年生はすこし鉛筆の色が薄い子がいました。
三年生はどの子も字の形をしっかりとらえようとして、