2026年10月 優秀作品【一般】

選者選評 岡田明洋

漢字規定部(初段以上)

※作品は押すと単体で表示されます

藤田 紫雲
楚帛書もモチーフにして明澄な作とした。渇筆大佳。
大村 紅琳
筆力雄渾な行書。収筆の末端まで意を用いた秀作。
天野 菁恵
溢れるエネルギー。特に潤筆部の筆圧のかけ方が見事。
内海 理名
董其昌を思わせる理知的な行書。二行目の潤渇目を見張る。
片瀬 仁美
屈託のない素直な運筆に感動。落款もゆるぎない書き方です。
佐藤 満弓
正確な字形で落款までまとめた。起筆リラックスして!
勝見 祐子
字形もさることながら含墨豊かな伸びある運筆が魅力。
深谷 志歩
若さ溢れる北魏楷書を表現した。更に方筆の厳しさを。

漢字規定部(特級以下)

小松 英里
起筆の変化を巧みに用い、筆圧の強弱を表現した秀作です。
末永 実以
隷書学習が生きた蔵鋒の起筆。この重厚な表現を忘れない。

条幅部

片村 正子
柔和な線で強弱もあり、見ごたえする作品。左傾もっと用いて!
生田 美穂
幅広く豊かな字幅で安定感あり。線の粘りもとても良い。
西 宏美
意気盛んな書き方で。二か月連続の掲載。筆力も見事。
深谷 志歩
七言二句の北魏楷書。難しい表現によく取り組んだ。

臨書部

望月 玲泉
左傾で文字を構築しており、字間の取り方も大変美しい。
片瀬 仁美
裏面にしっかりと墨が入っている。入木の精神とても良い!

随意部

鈴木 藍泉
呉昌碩行書の鉄筆を用いたような線の強さを表現した。
和田 平吉
米芾が顔真卿を習った証のような行書。その意を汲んだ。
小柳 奈摘
呉譲之が臨書した張遷碑の臨書。もっと粗野でもよい。
市川 桔章
範書をご覧になっての書作。ぜひ原本もご覧になって。

実用書部

市川 桔章
とにかく、名前が素晴らしい。縦画見事。ペン字の懐も大佳。
小野 幸穂
この方も名前佳し。毛筆に蛇行があったのが残念。