2026年04月 お手本【一般 臨書部】

臨書部

「臨 米芾・李太師帖」
在子敬上真冝

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今月の李太師帖の臨書を拝見して、二月目になりますが、級の方までが出品して頂き嬉しく思います。米芾の伸び伸びとした線を学ぶことによって多くの血肉を得ることが出来ると確信しています。
「在」一画目の俯仰法による横画を受けてのこれも進行方向に筆管を傾けた左払い。縦長の結体の中に上部の広がりを見せた造形が面白い。改行しての「子敬」は一文字群としての固まりを作っています 。原帖を見ると、私が書いたものよりはるかに上部をゆったりと左右に揺り動かし大きな空間をとっています。偏のスケールの大きさ、こそっと影に隠れるような女のたたずまい。その軽重の違いを表現して下さい。
二行目の「真冝批」の三文字連綿は、穂先の鋭さを利かせた線と、腰まで抑えつけた線のコントラストが見せ場です。いずれにしても、真・冝の上部の広さは見逃さないようにして下さい。