2026年02月 優秀作品【小学校高学年】

選者選評
【毛筆】沖村春岑 【硬筆】鈴木白峰

毛筆

※作品は押すと単体で表示されます

<小4 七段>
髙橋 太瑛
ふくよかな線の明るい作品です。
<小4 六段>
小野 朔
キレ味抜群。すっきりとした気持ちの良い作。
<小4 四段>
松久保 良太
大の字、堂々として立派です。名前も大きく書きましょう。
<小5 九段>
川原 範幸
ゆるぎのない線で安定感があります。すばらしい。
<小5 九段>
榎本 美咲
筆の先をしっかりとがらせて、きれいな線で書きました。
<小5 特級>
菊谷 花奈美
ハネやハライがとても上手。墨もしっかり入っています。
<小5 5級>
古橋 玲
とても落ちつきのある作品。すなおな線がきれいです。
<小6 特待生>
貞松 杏
安定した筆運びで線が美しい。名前をもう少し外側に。
<小6 九段>
竹内 天花
入画が鋭くて作品がとても強く見えます。
<小6 八段>
浅山 佳槻
紙面いっぱいギリギリを責めました。堂々たる作。
<小6 八段>
杉山 林檎
やわらかなやさしい線です。右のハライがきれいです。
<小6 七段>
𠮷永 太陽
筆の軸をしっかり立てた強い字です。終筆が上手。
【選出所感】
「大望」は、大で左右の払いの練習です。左払いは45度で入筆し、すこし筆を進行方向に倒して進みましょう。右払いは毛先が線の上を通るようにして少しずつ力を入れて、とめてから横に払いましょう。望は左右と下部の比重をよく考えることが大切です。
「初日の出」初のコロモヘンの縦画と、点点の位置の組み合せに問題がありました。日の接筆ですが、縦画に接する横画の起筆は縦画の中からしっかりスタートしましょう。三画目の左下に三角の空間はいりませんよ。反対に横画に対する縦画には、右上サイドに三角の空間を作りますよ。”の”は”とまって、とまって(裏返し)、はらいましょう。”のリズムです。
「神楽」カグラと読みますよ。神様を楽しませるために奏でる歌舞のことです。さすがに六年生。筆遣いの基本①トン・スー・トン、この三折のリズム②右上りの筆勢をしっかり守って書きました。

[岡田明洋]

硬筆

<小4 六段>
小野 朔
強く入画した黒々とした線で気持ちのいい作品です。
<小4 四段>
孫 煒懿
一点一画、ていねいに書けました。
<小4 初段>
井出 圭彦
おおらかな書きぶりの明るい作品です。
<小5 九段>
坂田 愛純
ていねいに書けていて線がきれいです。少し傾いているかな。
<小5 八段>
榎本 美咲
線が強くてとてもきれいです。終筆も正確に書けています。
<小5 七段>
青木 理緒
素直な書き方でまとまりがあります。字形をもう少し良く見て。
<小5 二段>
山口 紗幸
線が良く立って字形も正確。すっきりと気持ちの良い作。
<小5 二段>
菊谷 花奈美
ていねいに見てのびのびと書けました。ひらがな少し小さく。
<小6 特待生>
貞松 杏
安定した強い線できっちり仕上げました。
<小6 十段>
竹内 天花
のびのびと書けました。しっかりした入画がきれいいです。
<小6 九段>
土切 仁湖
大切にていねいに書けました。字の大きさをそろえましょう。
<小6 六段>
𠮷永 太陽
迷いのないすっきりとした線が美しい作品。
【選出所感】
四年生、孫・牧・協・極はやはり中心線に触れないヘンです。これらのヘンは、すべて横画がありますが、縦画に対して左サイドを長く右サイドを短くするとへんがまとまります。今回も、右払いが多くありましたが、あまり上手にはらえませんでした。一度しっかりとめてから右横に向かってはらいましょう。
五年生、いつになく色々な特長を持った作品が多かったように思えます。文字の大小、紙にかかる力の軽重、線の細太、右上りの有無。同じお手本を見て書いているのに、個性というのか、思い思いに自由に書いているのか、一枚一枚表現が異なるのです。金子みすずさんではありませんが、みんなちがってみんないい。と肯定的にとらえるべきなのでしょうか。このようなみなさんをどう指導していったら良いのか真剣に考えてしまいます。
その点、六年生は、一人ひとりが、小学生活の集大成かと思わせるような真摯な取り組みが伝わる優れた作品群でした。

[岡田明洋]