条幅部
「梅堯臣詩」
水を度る紅蜻蜒 人に傍うて飛ぶこと款々たり
但だ船の軽きを随うを知って 船の去って遠きを知らず
水を度る紅蜻蜒 人に傍うて飛ぶこと款々たり
但だ船の軽きを随うを知って 船の去って遠きを知らず
「臨 真草千字文」
器は量り難からんことを欲す。墨は絲の染まるを悲しみ
詩には羔羊を讃せり。景行あるは維れ賢なり、剋く念えば聖と作る
器は量り難からんことを欲す。墨は絲の染まるを悲しみ
詩には羔羊を讃せり。景行あるは維れ賢なり、剋く念えば聖と作る
随意部
「臨 魏霊蔵造像記」 唯那夏候文徳 |
「臨 曹全碑」 懿明后徳義 |
「臨 里耶秦簡」 智何縣署 |
「芭蕉の句」 草餅に烙印おすや松の茶屋 |
実用書部
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静かなるこえを久しくも聞かざりき
野空にひびく郭公のこゑ